自然治癒力と思い込み
発熱
「ママ〜38.4℃」
「病院行く?自力で治す?」(←こんなこと聞く母ってあんまりいないですよね 笑)
「自力で治す!!明日には治るから。」
身体メンテナンスをしている私としては、人間の「自分で治す力」と言うものを提唱してまして、熱を出すことも身体が自分で治すために戦っている証拠なので、戦いに勝てば熱は下がり、同じ敵には負けにくくなるわけですよ。
いわゆる抗体ができるってやつですね。
なので、自力で治す!という息子の言葉を頼もしいと思い、その日は病院に生きませんでした。
息子と私の戦いが始まり…
その夜、グングン熱が上がり、38.9℃
パソコン仕事をしている私の横で寝ていた息子が突然 ムクッ と起き、
「ママ〜 なんか遠く感じて怖い」
と怯える息子くん。
「???遠く感じる?どんな風に?夢じゃなくて?」
「違う、目を開けてもつむってもなんか遠く感じて怖い-!!」
とホントに怯えていました。
熱による幻覚か??幻覚まで見ると言うことはインフルエンザ確定だな…
なんて思いながら、解熱剤を探すもストックがなく、やっぱり病院連れてけば良かったな、とか、今から救急病院連れて行くか?
とかグルグル頭を巡らせながらも、私ができる事は、息子ちゃんを抱きかかえ、安心して少しでも眠れるように寄り添ってあげることだけでした。母無力…(-_-;)
がんばれ!って思いながら…
少し眠れて気分も回復した息子ちゃんを翌朝いちばん病院に連れて行きました。
診察室に呼ばれて、昨夜の症状を話すと、
「あ〜インフルエンザだね〜 一応検査しようか」
と鼻の奥の粘膜で検査するも陰性。
「おかしいな〜 入れる(検査棒)時に動いちゃったからちゃんと取れなかったからかな〜
別の検査方法でやろう、出るはずなんだけどな〜 症状がもうね〜」
と今度は喉の粘膜で検査
(インフルエンザじゃないならその方がいいんだけど…)
2回目の検査は結果がでるまでちょっと時間がかかるので、一応隔離されて待っていると、息子ちゃんが
「たぶんインフルエンザは出ないと思うよ。だって僕、明日には治るって言ったでしょ?」
我が息子ながら、昨日あんな思いをしたのに、メンタル強いな〜と感心。
「そーだねー、(インフルエンザ)出ないねきっと。」
結果、2度目も陰性。扁桃腺からくる風邪と診断されました。
薬を処方されている間に息子ちゃんが言ったことが深イイー
「治るっ言葉で言うの大事だね、ホントにそうなるもんね。」
全てが気持ちで治せるわけではありあせんが、「負けない気持ち」の大切さを息子から改めて教えてもらいました。